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ベトナム家庭飯

ホイアンに滞在して早2ヶ月。いつも食べているいるものと言えば屋台のフォーやフートゥー、コムガーと言ったオーソドックスなものばかり。

現地の方たちも朝は屋台で、昼はデリバリー、夜は屋台か入り口に壁、ドアがない半分屋外スタイルのレストラン。ふと彼らは日本のように家で食事をとらないのか疑問が…

そこでスタッフに聞いてみると親やおばあちゃん達は自炊しているという答えが。

早速「家行ってご飯食べてもいい?」と聞くと秒で「いいよ!!」と言う答えが!しかも店にいる全員がうちに来て!というすごいアピール。もてなす文化が度合いがすごい。

とりあえず、言葉の問題もあり英語が話せるスタッフの家に日曜の10時に行くことに決まり、なんか時間早くないかと思いつつも週末が来るまで現地業者とGoogle翻訳を使いこなし乾燥トビウオを安定的に仕入れる話をまとめ迎えた日曜に朝。

9時に通訳兼相棒件マネージャーのタン君とスタッフの家に原付で向かい到着すると、なぜかみんなで野菜を洗っている

。バイクから降りる前に買い物を命じられタン君と二人で豚肉と魚を買いに市場へ。

いつものように買い物で軽くボラレ「いつになったら現地民価格で買えるのだろうか?」などど話しつつスタッフの実家に戻ると買ってきた魚を綺麗に盛り付け豪快に蒸し器の中へ。

おいおい綺麗に盛り付けたあとにガサーっと豪快にって!?

しばらく野菜を切って盛り付けたり、鶏肉蒸したりいていたらお酒を持って親戚たちが登場~今昼12時くらい

おー!そうゆう会だったのか~もてなす度合やっぱりすごい!

そこから「モー ハイ バー ヨー」

の掛け声で会食開始。出だしから一気飲みを強要される~

「モー ハイ バー ヨー」とは一種の一気飲みの掛け声で週末の酒場では、3分間隔で聞こえてくる.

ビール、各家庭でよく作られているという薬草、蛇、カエルなどをウォッカに漬け込んだ彼らが「ワイン」と呼ぶアルコール度数が確実に40%以上はあるであろうお酒、またビールというループが「モー ハイ バー ヨー」の掛け声とともに会が終わるまで続いた・・・

とはいえお目当てであった家庭飯の方は蒸し魚、蒸し鶏肉のサラダ、揚げ春巻き、コムガー、のこぎりパクチー、牛肉の炒め物というベトナム感溢れる期待どうりのラインナップ!!

だが、箸がない、

と思っていると薄いライスペーパーを手渡され「巻け」とのこと。

すべての具材をライスペーパーで巻いて食べるのがベトナムで人が集まるパーティーなどでの食事の仕方らしいー

しかも付けダレが何種類も用意されているので、いろいろなバリエーションを楽しめて、これが美味い楽しい。

床に皿をじかに置くスタイルであぐらをかいて食べて飲むのも、なぜか少し床に料理を置くことに抵抗感はあるがなにかいい感じ。

そうこうしているうちに食べ物もなくなりお開きに。食べ物か飲み物がなくなり次第各自帰るスタイルがベトナムパーティースタイルらしい。

変な気遣いがなく、楽でいい、さすがベトナム。

と言った具合で料理を作るのをお手伝いしながらベトナムの家庭飯のレシピと調理方法そしてパーティーの内容なども学べ、またひとつ本場のベトナムレストランに近づけた一日でした。

もてなして頂いた皆さんに感謝です。

来週もまた、ベトナムの美味しいものを探索していきたいと思います。