



ホイアンのレストランで本格的に働き出して2週間、見えてきたものが。
とりあえず座る、仕込みをしながら座る、フライパン振りながらスマホ、隙を見つけては、座る+スマホ+果物食う。
彼らはどこでも、何かを使って座ります。クーラーボックス、ビールケース、木材、ビニールシート、他人のバイク。昼過ぎは寝ます。食べると眠くなるから寝るそうです。スクーターの上でも器用に寝ます。
昼寝から起きたら、次は果物タイムです。青い渋みの残ったマンゴーにナンプラーや甘辛い粉末をかけて食べます。そうこうしてるうちに帰宅時間となり時間ピッタリに帰ります。仕事が残っていようが構いません。笑顔でヘルメット被ってスマホいじりながら帰ります。
座るなと言っても、30分後にはあらゆる理由で座ろとします。腰が痛い、風邪っぽい、今日は寒いからなどなど、なかなか日本では聞かない理由で攻めてきます。
強者揃いです。
毎回注意していると疲れるので最近はもう諦めています。
もう座ってスマホ弄りながら何か食べて就業時間を過ごすのが普通に思えてきました。
ただ、忙しい時間帯には一所懸命は働いています。
かなり振り切ったメリハリのある働き方ですね。
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように日本流の働き方を押し付ける前に、彼らが楽しんで一生懸命働き、仕事に彼らなりの意味、目標をもって働いてもらえる環境を整える方が自分の精神衛生上も良いのではないかと思ったりもしています。
全員性格は明るくすごく親切で、いい人たちばかりです。ベトナム人すごい良い人です。
あまり焦らずベトナムスタイルで相手を尊重しながら仕事をして行こうと心に誓った1週間でした。